准看護婦の資格を持っているため、施設をされる障がい者の方の通院の付き添い、健康管理をおもに行っています。その方ができること、したいことに関してはできる限り支援して、その方の可能性を拡げていきたい。

ただ、例えばその方が、旅行に行きたいと思ったとします。でも、付き添いの方やお金のことなどを心配してあげるのも私の役割ですから、無茶はしてほしくない。そこはしっかり丁寧に、その方と向きあって話し合います。その結果、希望を叶えてあげられないこともあります。そんなときは、私も悲しい。

でもその分、日常の小さなことでも、何かできるようになると、こちらもうれしいです。塗り薬を自分で塗れるようになるということだけでも、その人なりに達成感を感じられる瞬間。大事にしてあげたいですね。