他のクリニックで働いていたのですが、こちらの病院で高性能のMRIを導入するタイミングで、職員の増員があり、応募しました。放射線技師の仕事は、医師が正しく診断するための材料を提供することです。

また、高齢者医療の場合、骨粗鬆症、転倒骨折など特有の症状も多いですし、撮影するにしても同じ姿勢を保つことが難しい患者さんもいらっしゃいます。認知症の疑いのある患者さんに、脳が萎縮していないかどうかを診断するCT検査も気を遣うところです。患者さんにも負担をかけないように、医師が診断しやすい画像を撮影するには、どうしたらいいのか？　試行錯誤の毎日です。

健康で、何歳になっても人生を楽しむことができることが、長寿だと思います。高齢者でなくとも、脳ドックは定期的に受けることをお勧めしたいですね。